1月 7日

 
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2024年(06年)   *地震に見舞われた令和六年のお正月も7日となって、
             気持ちも落ち着き、下手な歌もいくつか詠む。

        紅白は早口英語の歌ばかり誰ぞ歌はん天神囃子
        今年から座右の銘を見直しぬ「常在地震」令和六年
        我が部屋の中まで届く冬日差し腰の低きはわが友のごとし
        大晦日孫の口から出る言葉「それじゃ皆様良いお年玉」
        冬もなほみどりしたたる山茶花の古びゆくさまお手本にせん 

2022年(04年)  広道に出れば自ずと走り出す子等の元気眩しかりけり

2021年(03年)   体育館運動場てふ雪の國

2017年(29年) 白雪に染まることなし冬カラス  

2016年(28年) 書初や老いては選ぶ「若」の文字 
        高宮の王(おおきみ)のごと世の中に絡まりたしと探す灸花
         強く世に絡まる姿にあやかりて冬野に探すヤイトバナの実     

             *ヤイトバナ 早乙女蔓 スカンク・ヴァイン 屁糞葛の花盛り(鬼も十八、番茶も出鼻) 
              万葉集巻十六3855 ヘクソカズラ
      

2015年(27年) 雪國や植ゑし人ゐて琵琶の花
       

2014年(26年) 大寒の新潟なれど雪降らぬ新潟市には水仙の花
  


2013年(25年)  書く話す読む聞く力老化して眠ることにも衰えおぼゆ