10月13日 |
20234年(06年) 東の空にうつすら十三夜月/もうすぐ夜と優しく語る 2023年(05年) 夢見つつ立ち枯れにける曼珠沙華 2021年(03年) その昔父が送りし山の柿貧弱なれど匂ひ嬉しき 田舎から貰い来たりし秋野菜開けば土の匂ひ立ち込む 田舎から貰い来たりし芋包み開けば土の匂ひに気分落ち着く 2016年(28年) 蟋蟀の戸に入る頃や暖初め 老いの眼に丸く見えたる十三夜 乱視用眼鏡掛ければ十三夜欠けるも見えて若返りにけり * 今日は13日で13夜の月、欠けているのが、老眼の自分にはボケて見える。左目で見るとき縦に伸びて弓のように、右目でみると満月に近くみえる。そこで 老眼鏡で見たら、まさに欠けている部分は欠けたままの13夜の月で、驚きの68歳の体験でした。 2015年(27年) 水底は公孫樹落ち葉と黄白鯉(こうはくり) 2013年(25年) 枕辺に虫籠置いて聴き納め |