10月30日 |
2023年(05年) 背の高き杉枝切れば明々と幹まつすぐに誇らしげなり 伐り捨てし杉を済まなく思へども我より若く少しく安堵 2022年(04年) とび職(トビ)の子に小さく「入れ墨?」と聞けば今流行(はや)りの「ヘナ」と応えし 2018年(30年) 冬タイヤ履いて出かける紅葉狩 2017年(29年) *仏師のまねごとに百済観音を彫ってみて・・・ 木の仏彫れば年輪浮かび来て元の立木の時代を思ふ 厳冬の歴史伝える木の年輪 2016年(28年) 霜月や籠の鈴虫いつまでか 2015年(27年) 爽やかや竜胆花挿す中廊下 2014年(26年) 七草の冬に入れたき花蕨 2013年(25年) 鈴虫の土をやさしくならしけり見えぬ卵を傷つけぬやう |