2023年(05年) 十年に一度の寒波あやまたず我が家のトイレ凍らせにける 呑む水や風呂の水より流れぬトイレの水に困りぬ 2020年(02年) オリンピック何するものぞ吾なりの自分参加の競技が愉し 2019年(31年) 平成・令和ぼうつと生きて来たりしや我の歌えぬ恋歌ばかり 2018年(30年) 平昌五輪空に人飛ぶエアリアル 2016年(28年) 直進車優先なるに礼をされ当方何かと戸惑ひにける 2015年(27年) 我が近く「獺ケ通」の地名あり有れば愉しい「獺(かはうそ)祭」 2014年(26年) 今もなお拷問あると言はれてる北の為政者替はらぬものか 2013年(25年) 白鳥が冬の魂魄連れ帰る ボール持ちタオル引きずり歩み来る二歳の孫は菩薩のごとし |