4月19日

 

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2025年(07年)   狐火の情緒は皆無山並みに光りて消える車のライト              
         わが歌を見てると聞けばうれしきに白寿の方と聞けばなほさら
         雪解けを待って来たれば「よう来た」とフクロウ鳴けり古里の山


2020年(02年)  日々歩く励みになればと申し込む「信濃川河岸」ウオーク行事
          
*小林ふれあいウオーク
         脚力のバロメーターに申し込む地区の恒例「こばふれウオーク」
         健脚は長寿の秘訣と北斎や伊能忠敬見習い歩く

2017年(29年)  二度三度その名呼ばしむサクラかな   
         繰り返しその名呼ばしむサクラかな

2016年(28年)  雪折のサクラの枝木持ち帰りしかと看取りぬ花の最期を

2015年(27年)  春山の雪に顔出す辛夷花踏まれてをりぬ登山の靴に

2014年(26年)  無事なれと桜の苗木案じつつ凍み渡りする山の近道
   
         縛りける支柱をさへも持ち上げて伸びてゐるなりサクラの苗木
     
         雪折れの苗木を前に手抜せし我が咎思ひしばし佇む
   

2013年(25年)  働くは国の基と思ふ朝新聞配る足音を聞く