| 8月22日 |
2024年(06年) 夕どきは一匹だけの虫の音が戌亥の刻には大合唱に 藤棚に席を設(しつら)へ降り注ぐ虫の音を聞く秋が来にけり 吾が庭で元気に育った虫たちが第九を歌ふ秋となりけり 今日もまた接戦多き卓球に老いの憂さなど忘れかけけり 「今日一」の打ち込み目指し老いの憂さ忘れ楽しむ老春卓球 2022年(04年) 毟らんと寄せる蔓先昼顔の花 昼顔を寄せる蔓先残り花 2021年(03年) 向日葵の匂い立ち込む葉陰かな 気に懸かる日傘の下の男臭 2017年(29年) 夏草を毟りし後に芽を出しぬ嫁菜すずしろ春の七草 2016年(28年) 夕月や下に小さき粟島港 2014年(26年) 大画面投手の顎の汗も見ゆ |