私のオオクワガタ飼育
音楽[casual]
これは陶芸教室で作ったオオクワ文鎮です。 18センチです。細かな足なんかがうまく
造れませんでした。せっかく造ったのに もげてしまったりで残念でした。細い手足の上手な作り方があったら教えてください。
ブンチン 我が家の玄関のオオクワガタ用水槽
<春> 3月〜5月
(1)野外では・・・・材を拾いに林を散策しましょう。
春の雑木林、ぶな林は新潟ではまだ雪に覆われたままです。しかし、
それだからこそ、歩きやすい季節でもあります。
「春が来たよー。」「久しぶりー。」と山野草に呼びかけながら、ついでに
カワラタケの生えた朽木を見つけたら、産卵木としてストックしておきます。
(2) 屋内では・・・菌糸瓶は、じっと我慢して見るだけにしましょう。
瓶内が茶色に変わってしまい、幼虫がまだ白っぽい場合は、入れ替えです。
万一、黄色く色つきはじめ、蛹化寸前のものを開けた場合は、トイレットペーパーの
芯を湿らせてその中にいれてやるとよいそうです。しかし、私は、穴の両端をウエットテイシューで
やったら食いちぎって出てこられて失敗しました。 菌糸瓶の中は、他の害虫もいないの で、私
の場合はそのまま元に戻して成功しています。
アトラスオオカブトは、落ち葉の自作のマットで育てていたのですが、これも何度も覗いて確かめているうちに繭の状
態の防災壁を壊してしまったこと、それに他の害虫もいたせいか失敗。☆にしてしまいました。。
アトラスオオカブトは、今年、13年も失敗。マットはコヒー豆のカス・廃物だったのですが、原因は水はけの悪さに呼吸
困難をおこしたのではないかと考察しています。
何度も心配で確かめようとして、蛹室を壊してしまったのが一番の原因でしょう。
ともかく、この時期は、何もしないでじっと見ているいることかな。
(1) 羽化
あお向けでピコピコ動くのが蛹、
私は、時には、産婆(取り上げ婆)となって優しくお産を見守ります。
人工蛹室
<?教えて、研究 1>
あの蛹室は、蝶類の繭のようですが、カブト虫類は、自分の糞を利用しているのか、口からの分
泌物か,はたまたその両方なのか。そして、その繭玉ごときものの役割は何か?
(2)’ 屋内では・・・・・菌糸瓶でも作成しましょう。
注意点は
@ 電子レンジでは、最低20分以上の消毒が必要。 ヤケドに注意。
A 夏場はさめたらすぐにオオヒラタケの菌糸をいれる。
間を置くと空中のカビ菌などが入ってしまいます。仔細は後日
耳より情報 1
@ 春先、山手の村に行くと、チェンソーで挽いたオガクズが面白いように集められます。
雪の上で汚れてもいない立派なものです。
A 私は,自分でおがくずを作れるよう電動マルノコを買ったりして作ったが,今は、近くのキ
ノコやさんに相談し頼み込んで菌糸の入ったブロックを作っていただいています。
菌子はオオヒラタケ菌、栄養源は小麦のフスマを使い,石灰を入れないなど、自分も立会いながら、作ってもらい、
菌がおがくず全体に回り切ったら、自分で空のコーヒー瓶に詰めて使っています。市価の3分の1くらいの価格かな。
でも、自分の労力も加わっているので、まあまあの元手がかかっています。
<夏> 6月
(1) 野外では
蛹化、羽化をはじめています。この時期の朽木割は絶対避けるべきです。採集しても、羽化
不全を起こします。もともと、見つけにくい時期ですしね。藪だらけで。
(カブトムシは温度8度で成長が止まり,25度以上を2ヶ月で蛹から成虫になる。オスの幼虫は尻から2つめの節にvマークが
がるとのこと。赤旗日曜版 2001年9月16日号より)
(2) 屋内・菌糸瓶では
外から見て、成虫になり、その後2週間くらいで、赤っぽい色から、たくましい漆黒のクワちゃ
んに変わるので、そうしたら出してやります。外から見える場合はそれで良いのですが、見えない場合もあります.。私の経験
では見えないのは全部メスだったように思います。今後は,幼虫の時に、外から見えるように土中マユ玉をしつくらせるように
しようと思う
確認をしないでほおって置いた菌糸瓶のドロドロの中から、メスが2頭でてきたことがありま
す。結構たくましいものです。
しかしまた、ドロドロの中に幼虫が生きていることもあったりでまだまだ未知の部分が多い。
蛹から成虫に変わると、菌糸瓶の色やマットの様子が極端に変わることが多いように思います.。
<夏> 7月
卵はどんな形? 卵を最初に発見?(大げさですが)したのはカブトムシの卵でした。
イクラを煮て白くしたような大きさで意外と大きく、いとおしく感じたものです。
オオクワガタの卵は、橙色でやや楕円形の卵型、マッチ棒の先の硫黄の部分をもう少し小さくし
て橙色にしたものと考えていただけたらよいでしょう。
面白情報!
○ オスの精虫はメスの体内で1年以上生きる?。メスは受けた精子を産卵に適した環境
になるまで、体の中に生かして置くらしい。その証拠に、半年も別居していたはずの
メスが春になって産卵したりするという。生命の不思議、昆虫あなどるべからず。
○ 仲がよろしい
小さいのはメスだが、強いのはメス? 詳しくは調査中だが、産卵期はメスが強い?
材に穴を空けて棲み家を造るのはメス、その後を追ってちゃっかり一緒に居座るのはオ
スのようです。この時期はかわいいものです。2頭、仲良く穴の中にいます。
<?教えて、研究 2> 私は安易に大きさのバランスと考えてペアリングしています。やたら相手を
替えると喧嘩をしたりするらしいが実際はどうなのでしょう。?しっかりと観察していきましょう。
○ 子供想い
棲み家に産卵もしているようで、チョット引っ張っても容易なことでは棲み家から出ま
せん。 卵を守るオス・・・どの生き物も同じようだ。材を割っても、その場から離れない♂。力比
べで、♂の脚がもげるのではないかと心配したが、何とか離せた。
○ 突貫作業上手
面白いように大穴を開けます。一晩で造ってしまう。まるで、秀吉の一夜状城のよう。
観察するには夜開けて見ると良いでしょう。硬い材木もあの小さなあごでどんどん掘り進んでし
まいます。
オオクワの姿 一夜で穴を掘りあげた 突貫作業のあと
耳より情報 2
○ 飼育ケースにこんな工夫
狭いのはかわいそうです。私は衣装ケースに穴を開けて使っています。
冬期間は、セロテープで穴を5分の4くらい塞いで水分の蒸発を防ぎます。
<夏> 8月
朽木を割る時は、細心の注意をはらっておこないましょう。硬い木の場合は、成虫になってから出やすいようにオスは
表面すれすれのところに巣くっています。
産卵の手伝い
<秋> 9月
(1) 1・2齢幼虫の瓶詰め
2mmの大きさから40mmのものまで
あたま しっぽ はら 別の大きなブロックに入る
観察結果=もぐり方は、回転しながら掘った屑を尻のほうに出しながら進むことが判明した。写真のようにして姿を隠すまでに約5回ほど回転した。
(2) 幼虫飼育
9月から12月ころが最も成長の早い時期です。2月ほどで3齢幼虫になり、その後じっくり成長
するようです。幼虫の部屋からは、「ガリ・・・・(5,6秒?しばらく間)・・・ガリ・・・」という音
<秋> 11月
<冬>
(1) 温室飼育
22度は菌糸たちには、よくない環境である。が、クワガタの成長には最適である。
3齢幼虫の時期、じっくり成長させよう。幼虫の部屋からは、「ガリ・・・・(5,6秒?しばらく間)・・・ガリ・・・」という音
<?教えて、研究 3 >
・
アゴの役割はオスメスで違うのか。
オスのアゴは敵と戦うため、メスのアゴは木の中に産卵するために短く丈夫にできている。これがこたえかな。
<その他>