みずがき山(2230m)
8月21日 15年(03’) 登山 みずがき山 単独 <登り3:00、下り1:45>
一語一座=回りの山に比べ高さはあまりないが、天に向かってまっすぐに立った巨根のような大岩(大ヤスリ岩)、そのまた上の頂上の大きな一枚の岩が珍しいので百名山に選ばれたのだろう。今回、私は車で大きく迂回して金峰山に登ったが、このみずが山と同じ登山口から金峰山も目指すべきである。

<アクセス> 朝4時10分家発〜4:52見附IC〜清水トンネルを抜けると今回も天気は回復していた〜6:34谷川岳SA〜8:44<佐久までの距離は、北陸自動車道経由の方が20kmほど近いようだったが、長岡JCでナビの指示間違いがあって遠回りとなってしまった。後で調べたところでは、北陸自動車道経由で須玉ICまで行くと、そこからみずがき山荘まで26kmということで、この方が早く着けたかもしれない。>〜8:44佐久IC降りる〜増富ラジウム温泉経由、10:37みずがき山荘前の登山口着、標高1400mのところが登山口であり、道はすべて舗装されていて走りやすかったが、なんだか車が登山しているような感じであった。車100台分くらいの広い駐車場がある。11:00登山開始頂上まで4km
3H 富士見小屋周辺は峠蕗の花畑であり、そこにはアサキマダラ蝶が群がっていた。14:00頂上着 15:45下山完了 <このまま、富士見小屋で泊まって翌日もここから金峰山を目指すべきだったが、 少しでもあさって登る予定の甲武信岳近くに行っておきたかったことと、大弛峠からは金峰山まで2時間半であること、甲武信岳にも行けるとういことで、大回りであったが大弛峠をめざした>16:50〜17:22(増富の湯700円を愉しむ) 〜次の大弛峠目指したが大変な回り道となってしまった。韮崎市〜甲府市(花火大会で交通渋滞)〜牧が丘〜焼き峰峠〜夜遅くなったので、林道手前の集落・小学校跡地前で車泊21:00
サムネイル画像
金峰山(2599m)
8月22日 15年('03) 登山 金峰山 単独 <登り2:30、下り2:00>
一語一座=大弛峠(2360m)まで牧丘集落から13km 山梨県側のこの道はほとんど舗装が阿終わっていて走りやすかったが、登りの連続で、今回も車が登山しているんではないかという思いがした。がんばれ俺のカペラ号。峠からは2回ほど上り下りを繰り返して頂上に着く。
5時出発 大弛峠まで13km ほとんど舗装が阿終わっていて、走りやすかったが、登りの連続で、今回も車が登山しているんではないかという思いがした。がんばれマツダのカペラ号
6:00着 駐車場は道路わきに20台分くらいの広さがあった。朝飯を食べ、トイレを使い、甲武信岳を目指そうとしたが、片道5時間半から6時間かかるというので、やめて金峰山を目指す。
7:00発〜2:30h〜9:30頂上着
昨日のみずがき山の山頂では回りの山々がほとんど見えなかったので、この金峰山も見えなかったが、今日はみずがき山が、あれほど高く気高く感じたみずがき山が、目の下に見える。井の中の蛙という言葉があるが、今自分が立っているこの 頂上も、地球全体をスイカの大きさに見立てたら、0.1mmにも達しないのだ。
11:45駐車場に戻る。小屋の御主人と談話、長野県側に降りて、毛木平から登るのがよいなどの情報を得る。 車で、大弛峠を長野県信濃川上側に降りる、カペラ号に悪道を走らせるので、悪い悪いと謝りながら精一杯ゆっくりゆっくり下った。1時間かかった。
梓山経由〜駐車場に着く。あれ、こんな林道の先に100名山の登山口があるのだろうかとちょっと不安になったがすぐに到着した。 ここも、100台ほども駐車できる広いものであった。信濃川の源流ということで、遊歩道として整備されており、観光のバスも1台やってきた。ここからは頂上まで3時間半から4時間とうこう情報を得た。今日これからの登山では山小屋に5時半か6時頃ついてしまい、宿泊代金もかかるので、時間はもったいないがこの駐車場で翌日の早朝の出発まで過ごすこととする。

ここは信濃川上村、信濃川の源流である。1500mの自然に恵まれた阿野菜王国というポスターが張ってある東屋でゆっくり休むこととした。藤原紀香がレタスを持って微笑んでいるポスターである。美人はとくだなあ、俺が、あんあ風に歯を見せて笑顔を見せたら、どんなことになるだろう。ポスターから目をそむけるだろう?それよりもどんな顔をしたら少しでもみんなから何とか見てもらえる顔になるだろうか考えてみた。が、そんな顔、無いという結論になった。レタス畑は、冷夏で、例年の3分の1の収穫しかないという。左の写真の電燈は早朝の収穫作業のための照明ために常時準備されているものである。暗くなるまでに4組ほどの車の出入りがあった。
いろんな昆虫が飛んできて面白い、こんなゆっくりした気分を味わうことの贅沢さ幸せを思う。1升瓶の酒を飲んだがあまりおいしく感じなかった。真昼間の酒は、焼酎がよい。アルコール度の低い酒ではどうも酔えないようだ、飲んでも中途半端で楽しくないのだ。昆虫採集の親子がやってきた。5時頃になると、続々と十字峡回りコースの下山者が下りてきた。十字峡回りの様子を聞いてみた。眺めの具合はあいにくあまりみえなかった。5時間もかかる道で、尾根道のアップダウンが長く続いた、源流コースほどには道は整備されていないというものであった、明日の登山のペース如何だが、いちおう明日は登りと同じ源流コースを下山しようという案を立てておいた。
夜は、夜気は冷たいのだが、体が妙にほっててしまい、暑苦しく、くしゃみが出、鼻水が出、とうとう深夜0時には、コンタック600の風薬を飲む破目となった。
暇に任せて、いろんなことを考える。登山の目的、自分は何で山に登るのだろう。せっかく休みをつぶして・・・・前にもこんなことを考えたことがあったなどと。四国八十八個所の巡礼は、その人によってみなそれぞれに違う違っても良いのだとい話を聞いたことがことがあるが・・・。登山も同じである。また、同じ人間でもその時々によって登るねらいが変化したりもする。山の空気、自然と触れ合いたくてたまらないくなって登るときがある。山の神に会いに行こうというそんな思いの時もある。説明を読んでいる中に、この山を何とか登ってみたいという憧れの気持ちが高まって登るときもある、ともかく100名山達成が何よりのねらいというときもある。そして、今の思いは、ゆっくりと歩いて新しい初めても登山道を愉しもうという目的かな。
甲武信岳(2475m)
8月23日 15年('03) 登山 甲武信岳 単独
一語一座=信濃川の源流からのコースが最短で整備状況も最良である。信濃川の河口に住んでいる私としては感慨深い山行となった。源流コースはなだらかな登りで、3時間ほど水のある風景を楽しみながらの気持ちの良い登山となった。
信濃川上・梓山駐車場登山開始6時〜10:00頂上着ーーーこの夏最高の天気・快晴であったーーー10:45下山開始〜 13:35下山完了〜佐久IC〜家着7時30分