1月1日 |
正月-短歌
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2025年(07年) 元日は「日の丸」掲げ築きたる平和に感謝し不戦を誓ふ 神棚に「令七年」と大書して忘れがちなる年号祝ふ 2024年(06年) 正月にカラー化された交差点明るい道が子供らを待つ 少子化の時代となりてお正月何より大事は孫の健康 スーパーのおせちなれども薇(ぜんまい)の煮しめがありて迷わず買ひぬ 2023年(05年) 「1」の字が大樹のごとく書かれたる日めくり暦今日は元旦 ふるさとのリモートカメラの初景色浄らに過ぎる雪のお社 2022年(04年) 号砲で一気に駆け出す駅伝の元気いただく二日の八時 コロナ禍もテレビ電話の時代にて二年目なれば話が弾む 2020年(02年) 元日は日の丸揚げて祝ふなり世界の国旗覚えた孫と 2018年(30年) 青空が少し見えてればそれだけで目出度く思ふ越の元旦 2017年(29年) お雑煮をお猪口に入れて母見舞ふ二度目の正月来ずに終はりぬ タタタタタたった一人の孫が来て賑やかなりし今朝の春 2016年(28年) 畑中の地元の校舎元日の日の出が射して吉事(よごと)の予感 お雑煮とお汁粉少し猪口に入れ病院暮らしの母を見舞へり 2015年(27年) お正月動画サイトを立ち上げて天神囃子兄と歌ひぬ 一点の汚れも見せず広がりぬ越の元旦雪のグラウンド 2013年(25年) あらたまの淑気の中の宝くじ外れ確かめ気を引き締める ![]() |