11月 27日 |
2023年(05年) 次にする者のことなど気にするは老いたる証拠、障子張り替え 2020年(01年) たぶらかすやうには見えぬ野狸の愛嬌ありしトテトテ歩き 一鳴きの断り入れよ鵙の贄 一鳴きの断りもなく鵙の贄 2019年(01年) 住所録逝きし友の名残しけり消さば彼岸で会へぬ気がして 悲しけど死せる実感なかりけり会はずに来たる友の訃報に これまでと思ふ気持ちは同じなるあの世此の世の違ひはあれど 遅れ聞く君の訃報に思ひけり「知らぬが佛」はこのことなると *飯田素州氏の死 遅れ聞く君の訃報に思ひけりこれまで通り君を慕ふと 2017年(29年) 時雨もて空が萱野を押し潰す 2016年(28年) < 23,24日と京都に紅葉狩り> 朴の葉の果つる姿も手本なりタイヤに踏まれ粉々となるも 艶ありて散る葉もあれば枯れてなほ残るもありぬ京都のもみぢ 京都には黄葉少なし赤もみぢ 山黄葉,カエデ,カラマツ,アブラチャン,カツラ,クロモジ,イチョウ,マンサク 2015年(27年) 休日の団地の九時は皆朝寝色出陣のごと車が並ぶ 2014年(26年) 銀杏の葉見事に出世黄金色 ![]() 2013年(25年) 雪国や週に一度の青い空 |