28 残念、一匹もいません。交尾が終わるとさっさと元の冬眠していたねぐらに帰ったらしい。最初見たときは、何頭ものカエルがいたのにカメラを構えるのに手間取っている間にみんなねぐらにもぐりこんでしまったのだ。
注@ 小林一茶の有名な句「痩せ蛙 負けるな一茶これにあり」は東部鉄道伊勢崎線の竹の塚駅から徒歩10分ほどのところにある炎天寺(東京都足立区)の句であろうとされている。・・・「蛙軍(いく)さ」ともいう。繁殖期に、雌雄の蛙が水田や池などに集まり、産卵をするのだが、雄の方がかなり多いの常なので、雄同士がすさまじく争う。(山下一海氏の記事)
注A 一度繁殖の行為を終えると、また一旦、土に潜って本格的な春を待つ習性があることを何かの本にありました。
注B 「蛙の目借り時」=@異性(妻)を求めて鳴きたてる時 A交尾産卵後ふたたび地中で静かにしている時
これからまた、地面の下でずっと息を潜めながら仲間のメスの鳴き声を、聞き耳をたてて待っているのだろうか。
赤っぽいカエルでした。トノサマガエルではなかったし、ウシガエルでもなかった。時々訪れて親カエルの姿を確認しておこうと思う。でも、人間と違って生みっぱなしでいいわけだから、親カエルはもうここには姿を現さないのかな。それだったらこの卵がおたまじゃくしになって(ナマズならぬ)カエルになるまでじっくり観察していこうと思う。
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